お祭りが好きで好きでたまらない方、次のお祭りまでの日数を数えている方いらっしゃいませ。

中国地方(だんじり編)

岡山三大だんじり祭りは、岡山県内で行われるだんじりが有名な津山市の津山まつり、倉敷市児島の鴻八幡宮例大祭、真庭市の勝山祭り・久世祭りの総称。瀬戸内市の牛窓秋祭りを含める場合もある。筆頭は津山まつり。

 

津山まつり
岡山県津山市で行われる東の大隅神社、総鎮守の徳守神社、西の高野神社の秋祭りの総称。
例年、10月第3週の土日と第4週の土日に行われる。元は津山城下の大隅神社と徳守神社の秋祭りの総称だったが、近年高野神社が加わった。
総鎮守・徳守神社の祭礼は美作津山藩初代藩主森忠政が慶長9年(1604年)に同宮を再建して間もなく始まったとされ、400年の歴史を持つ。
「津山だんじり」は各町内で守り受け継いできた岡山県指定重要有形民俗文化財のだんじりが徳守神社に20台、大隅神社に7臺あり、飾り山車(だし)と呼ばれる昭和になって新造されただんじりと併せ約50台のだんじりが、400年の歴史を持つ「津山まつり」を盛り上げる。

 

鴻八幡宮例大祭
鴻八幡宮(こうはちまんぐう)は、岡山県倉敷市児島にある神社(八幡宮)である。旧琴浦町の下の町、上の町、田の口、唐琴の総氏神であり、旧社格は県社。
10月の第2土・日曜日に催される例祭では合計18台のだんじりと1台の千歳楽が表参道の約16度、長さ80mの坂を駆け上がることで知られており、多くの見物客が訪れる。演奏される7曲からなる祭囃子は「しゃぎり」と呼ばれ、岡山県の無形民俗文化財に指定されている。

 

勝山祭り
勝山祭り(かつやままつり)は、岡山県真庭市勝山で毎年10月19・20日に行われる。夜には約2〜3トンのだんじりが真正面からぶつかり合う「喧嘩だんじり」が行われる。「勝山祭り」ではなく「勝山喧嘩だんじり」と表記されることも多い。
勝山祭りは神輿を中心に『だんじり』が祭りを盛り上げる。
だんじりは元若連・中若連・上若連・西若連・城若連・新若連・旦若連・川若連・原若連と華だんじりの北若連・郷若連の11若連(わかれん)がある。
19・20日の昼は、勝山の町を中心に神輿のあとを11台のだんじりがお供をし、練りまわる御祭礼が行われる。この時子供たちはだんじりに乗り一緒に神詣をする。
19日は、高田神社・高応神社・一宮神社・鈴神社、20日は、玉雲宮の神輿がだんじりたちを率いていく。
夜には真庭市役所勝山庁舎(城内)から新町商店街までの間に4ヶ所設けられた喧嘩場(城内喧嘩場・山本町喧嘩場・中川町喧嘩場・新町喧嘩場)でだんじり同士を真正面からぶつけ合う『喧嘩だんじり』が行われる。(この時、華だんじりである郷若連と北若連は喧嘩だんじりをしない。)
喧嘩だんじりは2〜3tもあるだんじりに30人以上の男衆がさばり(つかまり)、「おいさぁ!」の掛け声で士気高め、若連のリーダーである総代の提灯を合図に約10分間ぶつかり合う。だんじり同士がぶつかった瞬間には、地響きが起きるほどで、重く鈍い音が町に響き渡る。
だんじり同士がぶつかる部分を『突き棒』と言い、一番前に陣取る役割を担う人を『棒花・暴華』(ぼうばな)という。だんじり同士がぶつかり合った際に人一人分のスペースができ、棒花・暴華がそのスペースを陣取った側が有利となる。喧嘩はどちらかが引くまで押し合いが続く。
20日の午後3時からは中国勝山駅前にある約100mの坂をだんじりが駆け上るレース『だんじり太鼓山登城(登坂レース) 』が行われ、タイムを計り、その速さを競う。このレースには、華だんじりである北若連以外の10の若連が参加する

 

久世祭り
久世祭り(くせまつり)は、岡山県真庭市久世で10月24日〜26日にかけて行われる祭りである。
始まりは、元禄にさかのぼるという。10月24日は宵祭、25日は本祭、26日には後祭が行われる。10台の舟形のだんじりと5社の御輿が参加する。
25日の本祭では、久世地区内の5つの神社の神輿が繰り出し、五社立会祭りとなる。昼すぎから町の中心の旧国道を神輿5台が先行し、その後を鐘と太鼓の町まわり囃子を奏でながら、10社のだんじりが付き従う。この巡行を「御祭礼」(ごさいれい)と呼ぶ。 夜からは特設会場にて、鉄板で覆っただんじりの後部を勢いをつけてぶつけあう「だんじり喧嘩」(だんじりげんか)が行われる。
26日の後祭では、神輿は参加せずだんじりのみの「御祭礼」が行われる。 夜には25日と同様に「だんじり喧嘩」が行われる。

 


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